福祉大会 in 東京
2017年11月。
「第23回全国中途失聴者・難聴者福祉大会in東京@国立オリンピック記念青少年総合センター」に参加しました。
(※12月作成なので今更感とやっつけ感が否めませんが・・・。)
2015年に地元香川県で開催されましたが、転勤した年だったので要約筆記者として参加できませんでした。
ずっと悔いが残っていたので東京大会へ参加しました。
<分科会&講演会>
5つの分科会が開かれ、私は②に出席しました。
①デシベルダウン再考~きこえ支援の現場から~
②情報保障への難聴者ニーズと要約筆記事業を取り巻く課題
③活用しよう!防災マニュアル
④考えよう!職場でのコミュニケーションの壁に、どう立ち向かえば良いのか。
⑤聞こえにくさと向き合う~聞こえにくい方の家族や周囲のために~
そして講演会が2つ
①「障害者と情報アクセシビリティ」
→ NPO法人日本障害者協議会代表 藤井克徳氏
②【記念講演 ~「言葉が持つ力」~】
→ 小説家 星野智幸氏による講演会でした。
<補聴器メーカー>
補聴器メーカーがブースを設置して、ワイデックスが気になったので話を聞いてみました。
カラーバリエーションに富んでいて、オシャレな補聴器が沢山ありました。
最近では収音機?みたいな機器を首から提げて、それが拾った音を補聴器に飛ばして耳で聴くということができるみたいですね。
私は初めて知りました。
もう一つ驚いたのが、スマートフォンと連動した補聴器。
スマホで音楽を流して、Bluetoothで補聴器に飛ばし、音楽を聴きながら仕事をしている若い聴覚障害者がいらっしゃるそうです(笑)
ブース担当者の方も仰っていましたが、高齢の方は使い慣れるまでに時間がかかるそうで、やはり若者は要領良く上手に使うようです。
<懇親会>
新宿の京王プラザホテルで行われました。
料理がめっちゃ豪華!!
さすが参加オプション料金8,000円!(笑)
当初、私は参加することに抵抗がありました。
以前別の懇親会に参加したとき、手話を上手く使えないので周りの参加者とコミュニケーションを取れず、手話通訳士さんやスマホの文字入力を介さないと意思疎通を図れませんでした。
(・・・要約筆記者であるにもかかわらず。)
私はお酒の席ではビール瓶を片手に色んな人に挨拶しに行き、ウロウロするタイプです。
自分のスタイルとギャップがあり、苦い経験もあったので少し抵抗がありました。
しかし懇親会ではそんな心配をよそに、多くの方が集まってきました。
私がいた10人テーブルには30代中盤以下が半分と、非常に若いテーブルでした。
若手難聴者の知り合いが何人も集まり、私も要約筆記者であるため多くの方をご紹介いただきました。
<地元の人たち>
オリンピックセンターの入り口で、同じ年度に養成講座を受けた方に偶然会いました。
元々難聴者協会に関わっている方で、東京まで足を運んで来られました。
約3年前、転勤直前に皆に挨拶した後以来の再会で、なんとなく嬉しかったです(^^)
地元の派遣先で見かけた方もいて、懇親会後に二次会に誘っていただきました。
地元の情報交換の場となって凄く面白かったです。
<繋がり>
また一つ、この業界の狭さに驚かされました。
私の隣にいた聴覚障害者のお母様が東京の要約筆記者で、現在私が参加している要約筆記者指導者養成研修のサポートに入っているそうです。
次回の第3クールも派遣として来るそうで、偶然って重なるんだなと改めて実感しました(゜o゜;
見かけたら挨拶しないと・・・。
更にこのお母様を通じて、全要研東京支部の方からお誘いをいただきました。
2018年は何を通じて関わっていこうか迷っていたところだったので、ふと舞い込んできた感じでした。
若い男性会員を探していたそうで、需要があるのは東京も香川も同じだなと思いました。
2018年大会は山口県で開催されます。
難聴者協会の会員ではないので、東日本開催なら行こうかなと思いましたが今は未定。
たぶん行かないんだろうなー(笑)