~右耳を誰かのために~

アウトプットも兼ねて。

要約筆記者指導者養成研修 ~最終クール~

2017年12月。

要約筆記者指導者養成研修の第3クールが開催されました。

今回のメインは第1クール後と第2クール後に課題発表された模擬講義。

 

 

<模擬講義 第4講&第12講>

第4講&第5講をグループ別に模擬講義及び情報保障をし、私のグループは第4講の日本語表記の一部を担当しました。 

その後、第11講&第12講をグループ別に模擬講義及び情報保障し、私のグループは第12講ノートテイクの一部を担当しました。

 

 

基本的には担当講の前後の講義を理解し、やるべき事・教えるべき事が内容として盛り込まれているか。

提出原稿を理解して自分の言葉で話して時間配分に気を付け、担当講に合わせた情報保障をできているかが評価点だったと感じました。

 

 

<選択必修:PC連係入力>

連係入力の指導が苦手で、香川県は連係入力を採用しているので選択しました。

横浜と愛媛の方と組み、 横浜の方は2人で一文を、愛媛の方は一文ずつ交互に入力するスタイルでした。

愛媛は比較的香川に近かったのですが、横浜はペースを合わせるのに時間が必要でした。

基本的にどちらのスタイルでも要約筆記をできるのが私のスタイルですが、今のブランクの長さを考えると、要約を一瞬考えて入力したかったので横浜スタイルには若干戸惑いました。

 

 

現任研修時に取り入れても良い講義だそうで、養成講座までには基本的に一人で要約筆記できる技術(スピード、表記・表出など)を持っているという想定でした。

連係入力している動画を見ましたが、やはり実際に入力する映像見て良し悪しを話し合うのが分かりやすいです。

 

 

<3クールを通して感じたこと>

私がいかに現場経験だけで上がってきたのか、多くを痛感した9日間でした。

私は大学時代からノートテイクに関わり、当時から臨機応変な対応を経験してきました。

色んな現場を経験する中で2学年上の先輩方に基本を教えていただき、また利用学生や支援学生と議論する中で私なりに基本の型を身に付けました。

地元のNPOに所属していたとき、入会前から場慣れ感と度胸という大きなアドバンテージを身に付けていたので楽しんで現場に臨んでいました。

奉仕員時代の養成講座はあまり聞いておらず、早く現場に出たいと思いながら受講していたことをよく覚えています(笑)

 

 

このことは、地元の講座が先入観となることなく今回の研修を受けることに繋がりました。

一方で知識と科学的根拠に乏しかったのでなかなか頭に残らず、ついていくのがやっとでした。

模擬講義以外は養成講座を受ける感覚で参加していました(^o^;

場数を踏んで感覚を鍛えて徐々に身に付けていく、そんな指導に限界を感じていた理由が分かったような気がします。

現場を離れている今、もう一度お復習いして、講師として話すときが来たときのために大きく成長する必要があります。

同じ班の宮城・千葉・山梨の3名にはたくさん迷惑をかけ、大変お世話になりました。

 

 

<意外な繋がり>

愛媛のPCさんとお話しできました。

PC連係入力の講義で偶然同じグループになりました。

地元の人も近くにいたので、同じ四国勢同士で情報交換&ちょっとした交流の機会を最後の最後に得ることができました。

 

 

全要研の講師に全要研東京支部の方がいました。

一度別の機会に会ったのに全く気が付かず、声をかけられて思い出しました(笑)

 

 

先日の全難聴福祉大会でお会いした東京要約筆記者の方がサポートに入っておられ、タイミングを見計らって挨拶しました。

 

yamahoo.hatenablog.com

 

私を覚えていただいていましたが、懇親会でお話ししたときとはやはり雰囲気が違って本番モードでした。

また何かの機会にお話ししたいです(^^)

 

 

ちょっと余談。

戸山サンライズの近くにある国立国際医療研究センターには大変お世話になりました。

院内は凄くキレイでコンビニもカフェも何でも揃っており、模擬講義の打ち合わせのために何度も利用させていただきました。

基本的に大きな病院にお世話になる機会が少ないので初めて長時間居ましたが、面会時間ギリギリまでご迷惑をおかけしました。

 

 

<最後に>

講評のときに講師の方が仰っていました。

要約筆記者養成講座が奉仕員時代と違うのは、難聴者の体験談をテキストや指導内容に含んでいないこと、だそうです。

良かれ良かれの発想で支援するのではなく、支援方法に対して根拠を持って責任のある行動を取る。

確かに現場で求められる考え方であると同時に、外に出たときに持つべき考え方だと分かります。

 

 

もう一つ。

他の地域の要約筆記者と交流する機会がもっと欲しかったです。

東日本を中心に全国から東京に集まり、3往復&9日間研修を受けました。

お話しできたのは模擬講義の班のメンバー、地元の人、グループワークが同じ班だった人・・・あとは席が近くて少しお話しした人。

約10人くらいです。

もっと踏み込んで話しかけに行けば良かったんでしょうが、年代差も男女差もあるしそんな時間もなかったし、難しかったです。

(・・・言い訳だな!)

 

 

以前勤めていた会社で、私は東京本社の本部スタッフとして在籍していました。

会議やら研修やらで全国10拠点から東京本社へ集まり、期間中に一度は交流を兼ねて飲み会を開催しました。

そこで得た社内ネットワークは、地元の支店に居たときには無かったネットワークで、円滑な本社機能を発揮できた経験が私にはありました。

このような経験があったからこそ、時間とお金、いわゆる個人の時間や会社の有給休暇、各地の補助金を使って研修に参加した以上は一度くらい交流会があっても良かったなと思います。

特に要約筆記は横の繋がりがまだまだ薄く、手話と違って歴史が浅い以上、情報交換や全国的なレベルの底上げの一助として必要だったと思います。

 

 

これについては先日の福祉大会のときに意見として提出しました。

全要研の講師の方が、分科会にスピーカーとして出席していたためです。

やっぱり時間をもらって何か企画すれば良かったな・・・と少し反省しました。

まあ終わった後なので、いくらでも言えるんですけどね(笑)

 

 

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